ごあいさつMESSAGE

足場工事に携わって40年。これまで幾多の現場を経験し、大勢の方たちと出会い、そして学んできました。
我々の仕事は後世に残る建築物の構築ではなく、それらを後世に残していくためのお手伝いをする、まさに裏方稼業であります。
車で街を走っていると、過去に我々が携わった現場がいくつも出てまいりますが、それら手掛けた足場自体は工事完成とともにその役目を終え、きれいさっぱり消え失せてしまっています。かつて足場に囲まれていたその場所には、きれいに整備された高架や橋が建ち並び、近づくにつれその光景はどんどん鮮明になっていきます。
ところが...　　暫くすると、そうした現在の光景から足場を舞台にした当時の現場風景へと、私の頭に浮かぶ映像はいつの間にか、すっかり切り替わってしまうわけです。
眼前に展開するこの先何十年も存在し続けるであろう、美しく頑丈で技術的にも一定の爪痕を残したであろう橋や道路。しかし、それら素晴らしい構造物も「裏方仕事である足場の介在無しでは存在しえなかったに違いない」との矜持を持ちつつ、我々は仕事をしております。
各現場で得た様々な経験は、当時の光景とともにしっかりと我々の脳裏に刻まれ、それらは次へと繋がる原動力へと昇華していきます。
我々自身も含めた「安全」、「安心・快適」な作業環境のご提供、「安定」した進捗・工期内工事。
これら基本命題をどの現場でもクリアし、直面する諸課題について創意工夫し新技術を取り込み、さらにはそれらを次なる糧としていく。
その結果、我々足場職人はもちろんのこと、その足場を利用したすべての方々が通るたび思わず微笑んでしまうような、

いつまでも 『記憶に残る足場』 となりますように…
より良い技術を 『後世に遺し』 つづけていけますように…

そうした願いを込めつつ、社員一同一丸となって、これからも日々精進していく覚悟です。

代表取締役　安田　有宏
代表取締役　瀬戸　貴美

会社沿革HISTORY

2000年(平成12年) 8月	株式会社かねなか架設工業　設立
2002年(平成14年)	刈谷環境センター建設工事
2004年(平成16年)	第二東名高速道路花園第一高架橋裏面吸音板西工事 ※SKパネル導入
2005年(平成17年)	名古屋テレビ塔塗装工事（第9次）
2006年(平成18年)	中京テレビ放送塔（現:電波塔）塗装塗替え工事
2008年(平成20年)	国道1号伊勢大橋塗装塗替え工事
2009年(平成21年)	第二京阪道路門真地区裏面吸音板工事 第二京阪道路東倉治裏面吸音板工事
2012年(平成24年)	国道41号新川中橋庄内川橋橋梁補強工事 ※国土交通省中部地方整備局様より表彰
2016年(平成28年)	中央自動車道　落合川橋耐震補強工事 ※中日本高速道路株式会社様より表彰
2017年(平成29年)	名古屋高速3号大高線床版修繕等工事（大高南工区）
2018年(平成30年)	名古屋高速5号万場線床版修繕等工事（百船工区） ※次世代足場導入　（平成30年度～現在継続施工中）
2020年(令和2年)	京都高速道路事務所管内橋梁構造物補修工事
2020年(令和2年)	11月1日付／安田有宏、瀬戸貴美　代表取締役就任（共同代表）
2021年(令和3年)	名古屋第2環状自動車道上社高架橋耐震補強工事 伊勢湾岸自動車道楠高架橋他伸縮装置改良工事
2022年(令和4年)	高速11号 小牧線橋梁補修工事
2023年(令和5年)	木曽川大橋橋梁補修工事 東名阪自動車道 コンクリート構造物補修工事
2024年(令和6年)	牛淵橋 橋梁補修・修繕工事
2024年(令和6年) 10月	本社移転及び、社名を「株式会社アーデック」に変更